身体の中を巡る 冷たい衝動
無機質な情熱 混沌とした純粋 無温の涙

褪めた頬紅は 微笑む事も無く
硝子の様な瞳で 燃ゆる劫火を見つめてる

その一方 心の中で何かが蠢いている
新たに生まれいずるものが 此処にある

縛られた自由 自鳴琴の奏でる鎮魂曲
果てる命は夜半に光る下弦の月の様に
残る命を揮わす舞は やがて辺りを生気で満たす

交錯し続ける 相反するもの
流れ落ちるもの
全ては真紅のEnergy

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